毎年やってくる、くせ毛の敵である『梅雨』の時期。
くせ毛でお悩みの皆さんは、特にクセがひどくなる梅雨の時期をどう乗り越えているのでしょうか?
私は、梅雨対策として毎年梅雨入りする前に美容院に行き縮毛矯正をかけていました。
おかげで、梅雨の湿気に負けることがないので毎朝のセットに苦労することもなく、サラサラストレートで過ごすことができていました。
例年どおり縮毛矯正をかければサラサラストレートでいられるはずですが、今年はくせ毛のまま梅雨を迎えることにしました。
今回は
- 縮毛矯正をやめてくせ毛を受け入れることにした理由
- 縮毛矯正をやめてよかったと思うこと
この2点について書いていきたいと思います。
ずっと縮毛矯正をかけていた理由
私の髪は、黒くて太くて、大きなうねりのあるくせ毛です。
ずっとクセのせいでうねって広がる髪が嫌で嫌で、しかたがありませんでした。
ストレートヘアにしたくてストレートパーマをかけたり、ヘアアイロンでストレートにセットしたり、色々と試してきました。最終的に辿り着いたのが、縮毛矯正でした。
縮毛矯正って本当にすごいんです!
一度かければ、その部分はずっと直毛のまま!
朝のヘアセットもほぼなくて楽チンでズボラな私にはピッタリ。
定期的に縮毛矯正かけていたので、カラーはせずに黒髪のまま胸上くらいまで髪を伸ばしていました。
最近知り合った人は私がくせ毛なことを知らず、元々ストレートヘアだと思っていたくらい、憧れの黒髪サラサラストレートをずっとキープできていてとても満足していたのです。
縮毛矯正をやめた理由。かけ続けていたらこうなった
あれ?髪の毛の真ん中が割けている?これって枝毛?
ある日、やけに櫛のとおりが悪い場所があるな。髪の毛が切れる気がする。と思い、鏡で確認してみると、首元の一部分の髪の毛の真ん中が裂けているのを発見しました。それも1本2本ではなく、何本も。
毛先に枝毛を見つけることは今までもありましたが、真ん中が裂けている状態の髪を大量に発見したのは初めてです。調べてみると、真ん中が裂けているこの状態も枝毛というようで、かなり髪がダメージを受けなきゃならない現象だということがわかりました。
原因は明らかです。
引っ越しする前にと思って行った美容院で縮毛矯正をかけたことで、髪が傷んでしまったのでした。
異変に気がついたのは引っ越し後と遅く、縮毛矯正をかけた美容院にアフターケアを頼むこともできません。
引っ越し後に見つけ、新しく行った美容院で髪の状態をみてもらうと、
『かなり傷んでいる。トリートメントをしながら傷んでいる部分が伸びて切れるようになるまでは縮毛矯正はもちろん、カラーもパーマもかけるべきではない。同じ美容師として、すみません。』
と言われてしまいました。
髪にプラスになることはないとどこかでわかっていながら、自分の気持ちを優先してかけていた縮毛矯正でしたが、この経験によってかなり髪にダメージを与えていたんだなぁと心から実感したのでした。
もう諦めてくせ毛を活かした髪型にすればいいんじゃない?
髪が傷んだことで、このまま縮毛矯正をずっとかけていくのはやめた方が良いんだろうなと感じていました。
縮毛矯正ってお金もかかりますしね。
そうなると、一番良いのは”くせ毛を受け入れる”ことです。
わざわざパーマをかける人だっているわけだし、いっその事、短くしてクシャクシャってすれば、パーマをかけてる風にできるかも!?いい考えじゃ〜ん!ということで、美容師さんに、思い切ってショートカットにしたいと相談してみました。
現在の髪は、縮毛矯正がかかっている部分と、クセが出ている部分に二極化している状態。このままショートカットにすると、毛先だけストレートが残るため、オススメしません。それに、くせ毛の人はロングヘアの方が重さで髪がまとまりやすいですよ。
でも、私の気持ちはもうショートへ傾いています。
どうしても切りたい!
それに、くせを受け入れて活かすことにしたので、絶対にストレートでまとまらなくても良いんです!
この気持ちを伝えると美容師さんは、それならばと”ショートボブ”にカットしてくれ、まとまりやすくなる髪の乾かし方も伝授してくれました。
ドライヤーの乾かし方で、ある程度くせを抑えられる
まだ矯正部分が残っているのもありますが、しっかりドライヤーで乾かして整えるようにすれば、くせ毛もあまり目立ちません。
湿気が多い日や雨の日は、もちろんくせ毛が勝ちますが(笑)
雨の日は、思いっきりクセが出てパーマヘア風になるので、無理にストレートにしようとせず、逆にもっとクシャクシャにするようにヘアセットしています。
今までみたいなサラサラストレート!ではないですが、自分の髪のため、このうねっている髪が私の個性だと思えるようになってきたので、そこまでくせ毛が気にならなくなってきました。
ちなみにドライヤーはPanasonic(パナソニック)のナノケアを使っています。
縮毛矯正をかけている間は、普通のヘアドライヤーで十分でしたが、縮毛矯正をやめるとなると、今までのドライヤーでは心許ないなと思い、髪に良さそうでくせ毛ともうまう付き合えそうなドライヤーを探して、候補となったのがこのヘアードライヤー ナノケア(ナノドラ)です。
- 「ナノイー」&ダブルミネラル(2つの亜鉛電極から発生されるミネラルマイナスイオン)が髪に浸透し、うるおい、まとまり、ツヤ感を与える
- 摩擦ダメージや紫外線の髪への影響をおさえる
- 速く美しく髪を乾かす(Panasonic公式HPより引用)
ヘアードライヤー ナノケア(ナノドラ)を購入して正解!
ナノドラは、一般的なヘアドライヤーに比べると値段が高い方なので、簡単に買おう!とはならず、しばらく買うのを迷っていました。
そんな私でしたが、たまたま周りにナノドラを使っているくせ毛の友人がいて、彼女から『ナノドラ良いよ!髪がまとまるよ!』と勧められたのが購入のキッカケになりました。
- 髪が本当にあっという間に乾く!髪の量が多いから今まですごく時間がかかっていたのに、ナノドラだと乾くのが早い。
- 温風と冷風が繰り返される温冷リズムモードで最後に仕上げると、めっちゃ髪がまとまる!晴れた日はくせ毛が気にならない。
ナノドラは値段が高いかな?と思っていましたが、縮毛矯正をかけ続けるより安いことに気がつきました。
髪を乾かす時間も短縮され、髪のまとまりも良いので、思い切って購入して良かったです♪
縮毛矯正をやめてよかったと思うこと
短くてクセでうねる髪型にもだいぶ慣れてきました。
最初の頃は、ボサボサに見えるんじゃないかな?と、すごく気になっていましたが、
久しぶりに友達に会った時に、
「あれ?パーマかけたの?」
と言われて
あることに気がつきました。
この髪型が、くせ毛でハネてしまっているのかパーマをかけているのか、わざとセットでハネさせているのか知っているのは自分だけ。
そして逆に、直毛の人はくせ毛が羨ましいらしい。
開き直ることができれば、すごく気持ちが楽になります。
毎朝のセットも、ハネていようが広がっていようが、堂々としていれば誰も何も言いませんよ。
思いきって縮毛矯正をやめて本当に良かったと思っています。
縮毛矯正よりカラーの方が髪にダメージが少なくてすむと美容師さんが教えてくれたので、今度、雰囲気を変えたいなと思った時はカラーをしてみたいと思っています。