『明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。』
このお決まりの文面に、ちょこっと一言が添えられて送られてくる写真付きの年賀状。
妊活中の皆さ〜ん!
年賀状、特に家族写真(子どもの写真)付きの年賀状ってもらって嬉しいですか?
正直なところ私は、全く嬉しくないし、新年早々、年賀状をみて気持ちが落ち込んだりします。
もともと私は、妊活する前から
- 年賀状のやり取りが面倒くさい。
- 年賀状のやり取りをやめたい
と思っていました。
今回は、思い切って年賀状のやり取りを断ることを決意した私が実際にした行動を記事にしたいと思います。
年賀状がいらないと思う理由
「年賀状だけのやり取り」の浅い付き合いに意味はない
年賀状というのは、もともと年始に気軽に連絡が取れない時代に新年の挨拶として送りあっていた物だと思うのです。
しかし、なかなか連絡が取れなかった昔と違い、今はSNSなどでお互いの近況が簡単に分かったり、メールやLINEで気軽に連絡がとれますよね?
これだけ気軽な連絡手段があるのに普段は連絡を全く取らず、毎年、なんだかんだ年賀状だけの浅い付き合いの人っていませんか?
その年賀状だけの付き合い、あなたにとって本当に必要ですか?
特に現状を知りたくもない相手から、年賀状で「家族が増えました〜」と報告をもらっても仕方がないと、妊活中の私は思ってしまいます(苦笑)
もしかしたら相手も、あなたと同じように思っているかもしれませんよ?
新年の挨拶が必要ならば年賀状以外の手段で気軽に連絡すれば十分
新年の挨拶が必要であるならば、“メールやLINEで十分”だと私は思います。
今年は『LINEのお年玉』をもらいましたが、年賀状を送り合うよりも気軽だし、プレゼントも当たり嬉しかったです(笑)
妊活していると気持ちに余裕がない
妊活をしていると、自分と同じ時期や、自分より後に結婚した友人が、順調に妊娠し出産している一方で、自分はなかなか妊娠しない状況に、なんともいえない焦りとか、悔しさとか、嫉妬とか、色々な感情を持っている方が多いのではないでしょうか?
不妊期間が長くなると、中には、友達の出産報告を素直に喜べない時もあるでしょう。
そんな自分を責める必要はありません。だって人間だもん。
自分が頑張っているのになかなか手に入れられずにいる物を、苦労せずに簡単に手に入れられる人のことを羨ましいって思うのは自然なことだと思います。
今年も頑張ろう!今年こそは!って新たな気持ちでスタートしようと思っているのに、新年早々、
子どもがいて幸せそうな知り合いの姿
を年賀状で目の当たりにしたくないですよね。
親友の子どもで、生まれた時から何度も会っていれば、
成長したね〜大きくなったね〜
と思えるけれど、
一度も会ったことがない子どもの成長している姿とか、はっきり言って興味ない
です。
そんな頑張っているあなたの自分の気持ちを優先にしていいんですよ。
年賀状をやめるためにしたこと
私が年賀状をやめるためにしたことは大きく分けて3点です。
- 年賀状をやめたいことを正直に伝えた
- 年賀状だけの付き合いの人に年賀状を送るのをやめた
- 引っ越したタイミングで住所を知らせず年賀状が届かないようにした
年賀状をやめたいことを正直に伝えた
普段から連絡を取り合っている人には、正直に年賀状のやり取りをやめたいことを伝えました。
毎年、年賀状を送るのが面倒くさいので、私から年賀状を送るのはやめるね。年賀状をもらっても返事はしないので、あなたからも私に送らないでもらえると助かる。
お互いに年賀状はやめようと提案したところ、嫌だと言われることはありませんでした。
年賀状だけの付き合いの人に年賀状を送るのをやめた
思い切って年賀状だけの付き合いの人に自分から年賀状を送るのをやめました。年賀状が届いた場合も、年賀状での返事はしませんでした。
メールやLINEを知っている場合は、「年賀状ありがとう」とお礼だけしました。
年賀状を作るときは、去年届いた年賀状を、年賀状を元に送る人の一覧を作ることが多いのではないでしょうか?
そのため、思い切って一度、年賀状を送るのをやめてみると、次の年からはほとんど届かなくなりました。
この方法は縁が切れてしまいますので、今後も付き合いを続けていきたいと思う人には、事前に、年賀状は不要です。これからもよろしくね。などの連絡をしましょうね。
引っ越し後、住所を伝えずに年賀状が届かないようにした
結婚後に、引っ越しをする機会がありました。結婚後、友人へ引っ越したことは伝えましたが、引っ越し先の住所までは伝えませんでした。
年末になると、何人かからは
「新しい住所を教えてくれる?」
と連絡がありました。
こういう連絡がくる人は、普段からはやり取りしないけど、たまに連絡をとるくらいの関係です。
このタイミングをチャンスととらえて
「もしかして年賀状のためかな?もし、そうならば年賀状は遠慮させて欲しい」
と伝え、住所を教えませんでした。
社会に出ると、仕事の都合で転勤することもあるので、お互いに住所知らないことも結構あるんです。
年賀状を送るのなら相手の立場への気遣いが必要
自分が経験しないと気持ちはわからない
妊活をしている人には、子どものいる家族写真を見るのが辛いように、婚活をしている独身の人や、離婚している人には、幸せな結婚生活を送っているように見えるあなたからの年賀状が羨ましく、苦痛になっているかもしれません。
- 結婚しました
- 子どもが生まれて家族が増えました
- 新しい家を建て引っ越しました
もし年賀状を送りたいと思うのであれば、それを受け取る相手の状況のことをすこ〜しだけ、考えて欲しいと思います。
もちろん、おめでたいことなので年賀状を送る側に悪気がないのはわかるのです。
自分が経験しないと、受け手の気持ちってわからないから。
だけど、今までは年賀状の交換をしていなかったのに、
- 結婚した年だけ
- 子どもが生まれた時だけ
とか、何かあった時にだけ年賀状が送られてくると、正直、どうよ?と思ってしまうのが普通の感覚だと思います。
相手が自分と同じ状況なら、良いと思うんです。
でも状況が違う時は、
あなたが幸せいっぱい嬉しいのもわかるけど、ちょっとだけ空気よんで〜!!!
けっして、私がいま幸せではない。という訳ではないですよ。
人は人、自分は自分
ただ、新年早々、順調そうで良いなぁ。ってネガティブな気持ちに、なりたくないのです。
少しだけ、あなたの送る年賀状を受け取る側の立場を考えてみて欲しいと思います。
自分がされて嫌なことはしない。
だから私は今後も年賀状は書かない。
と決めています。
最後に、年賀状をやめてみて思うこと
ここ数年は年賀状が届かない、穏やかな新年を迎えています。
新年早々、年賀状の写真を見てしまいネガティブになることもなく、年賀状のやり取りを思い切ってやめて本当に良かったと思っています。
毎年の年賀状が私にとっては、すごいストレスだったんだなぁと改めて実感しました。
年賀状をやめたことで縁が切れてしまうというのは、それまでの関係だったと割り切りましょう。だって、本当に親しい人であれば年賀状のやり取りが有ろうが無かろうが、今後の関係に影響はありませんよね?
大事なのは、自分の気持ちを大切にし、何より自分の心を優先に守ることです。
もしあなたが年賀状のやり取りが嫌だなとストレスを感じているなら、いま、この記事を読んだをきっかけに、皆さんも、思い切って年賀状をやめてみてはいかがでしょうか?