雇用期間に期限のある契約社員で働いていると、
やっぱり正社員になりたい!
もうすぐ契約期間が終わるけど次の仕事はどうしよう?
とにかく悩みはつきませんよね。
私も契約社員として2年間働いてみて
- 正社員ってとても恵まれている
- 契約社員で働くことのデメリット
に改めて気がつきました。
この他にも色々と理由があり、契約更新可能期間を残しながらも更新をせずに契約期間満了で辞めることにしました。
>>>仕事をしない正社員がストレス!30代契約社員の私が更新せず退職した理由
辞めるからもう自分には関係ないやー!と思うかもしれませんが、変な辞め方をして、前の会社の人と街でバッタリ遭遇して気まずい思いをしたくないですよね?
せっかくなら円満に退職したいですよね?
そこで今回は、
- 文句を言われない「退職するタイミング」
- なるべく迷惑をかけない「退職を伝えるタイミング」
- 辞めるからこそ引き継ぎをしっかりと!
円満に退職するために気をつけたい3つのポイントを紹介したいと思います。
これから仕事を辞めようと考えている人は、ぜひ参考にしてみてください♪
いますぐ正社員での仕事を探したい人には
契約の更新をせず期間満了で辞める
契約社員や派遣社員で働いていて、結婚や妊娠など、おめでたい理由以外で退職することに文句を言われないのが、この、
「契約の更新をせずに期間満了で退職する」
方法だと思います。
もし契約更新の数ヶ月前に更新の意思確認があるのならばその機会に、
「更新は希望しません。そのまま契約期間満了でお願いします。」
と言えばOKです。
もし会社側から更新の確認などがない場合は、契約の更新をするつもりがないことを自分から伝えましょう。
「当然更新すると思って聞いてこない会社が悪いでしょ?」
と思うかもしれませんが、ここはあなたが円満に退職するためにも、自分から行動を起こしましょう。
更新せずに辞めたいというあなたに文句を言えるはずがないのです。
だって契約社員や派遣社員は元々そういう契約ですから。
最長3年や5年などの期限があるからといって、3年や5年間、最後まで働かなきゃいけないわけではないですよね。
なかには、よくわかっていない正社員が
「なんで辞めちゃうの?」
と聞いてくることがあるかもしれませんが、
「契約期間満了での退職です。」
と言えば、それ以上追求されることもありません。
もし、退職することを伝えた時に
「辞められたら困る!」
という状況なのであれば、そんな大事なポジションを契約社員(派遣社員)に任せている会社側に問題があるのです。
「契約期間の途中で急に辞めると言われても困る!」
なら会社の言い分もわかります。
それは確かに、
「こちらのわがままで迷惑かけて申し訳ありません。」
と平謝りになりますね。
でも契約期間満了です。
何が問題なのでしょう?
本当に辞められて困るのならば、期限つきの契約社員ではなく、あなたを正社員にすれば良いのです。
契約期間満了で辞めるあなたに責任はありません。
契約更新をしない理由を聞かれたら
契約更新可能期間が残っている場合は、どうして契約更新を希望しないで退職したいのか理由を聞かれると思います。
その場合、もし
「会社や同僚、上司への不満」が退職したい理由
だとしても、それをそのまま素直に伝えるのはおすすめしません。
会社や人間関係に不満があるのが退職したい理由だと伝えると
「不満をなくすように改善するから辞めないで」
と、あなたを引き止める口実を作ってしまいます。
円満退職するためのポイントは、本当の理由はどうであれ
表面的な退職理由は「個人的な都合」
にすることです。
- 家庭との両立が難しくなったので、家庭を優先することに決めた
- 親の介護が必要となったため仕事を続けるのが難しい
- 今とは違った分野で新しい仕事にチャレンジしたい
円満退職するためには、これが退職理由ならば、
- しかたがない
- 引き止めることができない
- 引き止めても無駄だな
と相手に思わせるのが大事になります。
離職理由が「契約期間満了」になる
仕事を辞めた理由(離職理由)が「自己都合退職」になるのか「契約期間満了」になるのか、この違いって実はとっても重要です。
仕事を辞めた理由(離職理由)は、転職する時に履歴書に記載する必要があります。
あなたが有期雇用の社員であった場合「自己都合による退職」よりも「契約期間満了のため」と記載されていた方が
“期間満了までしっかり勤め上げたんだな”
と、面接官に良い印象を与えられるはずです。
また、もし失業保険をもらう予定であるのならば、離職理由によって失業保険が支給開始されるまでに給付制限があるのか、ないのかも変わってきます。
今回、契約期間満了で退職した私の場合は、3ヶ月の待機期間なし(給付制限なし)で失業保険をもらい始めることができました。
契約の更新をするつもりがないことを早く伝える
「契約の更新をせずに退職する」ことを伝えるタイミングについては、まずは就業規則を確認しましょう。
そして就業規則の退職を申し出る期限は最低限、守りましょう。
もしも「退職の1ヶ月前までに。」
と就業規則がなっていたとしても仕事の引き継ぎ期間や、あなたの後任者を探す時間があるように余裕を持って、なるべく早めに、
可能であれば3ヶ月くらい前までに伝えるのが良いと思います。
退職する意思を伝える相手は、直属の上司です。
もし上司との折り合いが悪く、辞めたい本当の理由が上司にあるとしても、円満退職のためには組織体系を飛び越えたりせずに、きちんと上司に伝えるようにしましょう。
もし残っている有給休暇を取得する予定があるのならば、そのお休みする期間も考慮する必要があります。
退職の1ヶ月前に伝えたけれど、
最後の3週間は有給休暇を消化するから、実質的な引き継ぎ期間は1週間しかない
といった事態にならないように気をつけましょう。
私の場合、3月末日付けで退職しましたが、有給休暇を取得したため3月はほとんど出勤していません。
上司に契約更新をしないで退職することは、12月下旬には伝えました。
最後まで自分の仕事に責任を持つ!
辞めるからもう自分には関係ないや!ではなく、
辞めるからこそ、最後まで自分の仕事に責任を持つ必要があります。
自分以外にも業務内容を把握している人がいるのならば問題ないと思いますが、自分しかわからない仕事があるのであれば、後任者が困らないように準備してから辞めるようにしましょう。
在籍中に後任者に直接、自分で引き継ぎができれば一番良いのですが、次の後任がなかなか決まらず、一度、仮担当へ引き継ぎをすることも多いのではないでしょうか。
そういった場合は、あいだに第三者が入ることで、うまく業務内容が伝わらず後任者があとから苦労する可能性も考えなければいけません。
自分がしっかり仮担当に引き継いでも、仮担当は後任者へ引き継ぐ時に、大事なポイントを忘れるかもしれません。
すでにマニュアルがあるのであれば、マニュアルの見直しや更新、ポイントの補足をしたり、もしマニュアルがなく口頭での引き継ぎになってしまう場合は、簡単にマニュアルを作成すると、とても親切だと思います。
実際に自分が仕事を始めた時に、直接引き継ぎを受けることはできませんでしたが、前任者が残してくれていたマニュアルがあったため大変助かりました。
そして同時に、前任者はしっかりした人だったのだろうなと思ったことを覚えています。
あなたが仕事を辞めた後に、
- 処理すべきなのに処理していない仕事がボロボロ出てきた。
- 進め方がわからない仕事がたくさんある
といったことがないように、最後までしっかり責任を持って仕事をしましょう!
まとめ
円満退職のために私が気をつけた3つのことを紹介しました。
- 契約期間満了のタイミングで退職
- 退職する意思表示は3ヶ月前に
- 最後まで責任を持って仕事をする
もし現在、職場での人間関係に悩んでいたり、会社に不満があって少しでも退職を考えている人で、特に次は正社員になりたいのであるならば、今すぐに転職サイトに登録した方が良いです。
なぜなら日々仕事に追われていると、円満退職するのに都合がよい契約更新のタイミングがくるまでに
「退職しよう!」
「次の仕事を探すために転職活動をしよう!」
という気持ちにならなくて行動を起こせず、結局不満を持ったまま仕事を続けることになってしまうからです。
タイミングを逃し、不満をもちながらも最長期間まで契約更新をし続け、期限がきて更新できずに退職していく人を大勢みてきました。
ずっと派遣や契約社員で良い人ならそれでも構わないと思います。
でもあなたがもし正社員になりたいのであれば、転職するのは早いほうが良いです。
契約更新のタイミングがまだ何ヶ月も先だとしても、転職サイトに登録し、求人情報をチェックしているだけでも
「正社員としての転職」を意識することができるのです。
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仕事を実際に辞めてから転職活動をスタートさせるのでは遅いかもしれません。
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