できることなら関わりたくない「気難しい人」っていますよね。
特に職場で、気難しい人が上司となった場合はもう最悪です。
- 今日もあの人のもとで働かないといけないのか
- 仕事に行きたくないな
こんな気持ちで毎日が嫌になりますよね。
私も入社2年目の時に、
とても気難しくて会社のみんなが苦手意識を持っている人
のもとに配属されました。
内示がでた瞬間、周りから心配されたり励まされたのを今でもとてもよく覚えています(笑)
そこで今回は、私が実際に
- 気難しい上司と上手に付き合うために心がけたポイント
- 気難しい上司と上手に付き合えるようになったらどうなるか
この2点について紹介したいと思います。
人それぞれなので全員に当てはまるわけではありませんが、
いま、気難しい人との付き合い方で悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください♪
気難しい上司と上手に付き合うポイント
どんな時も上司をたてる
「気難しい人」といっても、色々なタイプの人がいますよね。
気難しいけどやることはきっちりやる仕事のできる上司なら
こちらが仕事上でこちらが上司の立場をたてるまでもないですね。
でもなかには、
「えっ上司なのにこんな基本的なことも出来ないの?」
なんていう気難しいうえに仕事もできない上司も一部存在します。
そんな時、
「気難しいのに仕事もできないなんて使えない。私が1人でやった方が絶対早い。」
と思ってしまいがちですが、
そこはあなたがグッと我慢して大人になって
どんな時も仕事においては上司をたてることを忘れないようにしましょう。
もしも仕事に支障が出てくるからスルーすることができず
どうしても上司のミスを指摘しなければいけない時も、
「ここ間違っています。」
とストレートに伝えてはいけません。
とにかく恥をかかせないように、自分がバカなふりをしてでも
上司をたてるのが大事です。
人にはプライドがあります。
上司の立場を考えずに行動した結果、
へそを曲げられたら仕事がやりにくくなり、あとが面倒臭くなります。
とにかく頼りにして持ち上げる
人に対して高圧的な態度をとる攻撃力が高い人は、防御力が低い人が多い傾向にあります。
プライドが高く人にせめられるのが嫌だからこそ、人を攻撃して自分を守っているんです。
『攻撃は最大の防御』
を実践している人ということです。
そういう人を攻略するには、
『あなたは味方で攻撃対象ではないと上司に認識させる』
ことが重要です。
仕事で困ったことがあれば相談したり、
「これを教えていただけると助かるのですが。」
などと、何かあれば上司を頼るようにしましょう。
間違っても、上司の目の前で他のグループの人に聞いてはいけませんよ。
(もし他の人に聞く時はこっそりバレないように)
解決したときには、
「さすが〇〇さん!」
「〇〇さんに聞いてよかったです!」
明らかなヨイショだろうが多少おおげさになろうが、上司を持ち上げることを忘れずに。
「上司に頼ることなんてないよ」
そんな時は、自分がわかっていることの確認でも良いんです。
「私はこうだと思うのですが、不安なので念のため確認させていただけますか?これで大丈夫ですよね?」
と、上司に
「そうだ」
って言わせるように話を持っていきましょう。
そして最後に
「あ〜良かった。〇〇さんに確認してもらって安心できました!ありがとうございます!」
この一言を忘れずに。
わざとバカなふりをして、
『頼りにされてる俺(上司)』
を演出してあげましょう。
行動や要求を予測して先に準備をする
これは気難しい人が上司の時に限りませんが、仕事をするうえで想像力はとても大事です。
言われてからやる『受け身』ではなく、
「次はこれが必要になるだろうから事前に準備しておこう。」
と想像し考えて自分から動くことができると、仕事をとても円滑に進めることができるようになります。
上司が仕事する時に、あなたが
『使える人間』
になることができれば、上司のあなたへの接し方も優しくなるはずです。
上司に
「仕事のできる使える部下に嫌われたら仕事がやりにくくなる」
と思わせてしまうのです。
ビジネスマンとして身につけておきたいスキルですね。
最終手段!嫌われても良いと開き直って図々しくなる
気難しい人は、周りから苦手意識をもたれるので人との距離が遠い人が多いと思いませんか?
近くにいたら大変だから離れたいと思ってしまいますよね。
しかし実はそういう人への対応は、距離をとるのではなく、逆に
『距離を縮めてその人の心の縄張り(テリトリー)に入る』
ことが有効です。
いわゆる、相手の懐に飛び込むってやつです。
気難しい人の心の縄張り(テリトリー)は入れる人が少ないので、一度なかに入るのを許してもらうことができてしまえば、とても可愛がってもらえるでしょう。
また、上司から怒られた時に意識しておきたいのが
「怒られたからとビクビクした態度をとらないようにする」
ということです。
上司は怒っておいてとても自分勝手なのですが、
あなたが自分に対して
ビクビクしてはっきりしない様子
を見るとイライラするのです。
怒られた時こそ一歩さがって距離をあけるのではなく、
一歩前に進んで距離を近づけるチャンスです!
ただし距離感を間違えると嫌われる可能性もあります。
人によってテリトリーの範囲が違うので、実際に試してみないとこの作戦がうまくいくかはわかりません。
別に嫌われても良いや!
という気持ちで図々しく接していくと案外うまくいったりしますよ。
距離感を間違えて上司に嫌われてしまい仕事をやめたいと思ったら、こちらの記事も参考にしてください(笑)
気難しい上司と上手に付き合えるようになったら?
メリット:自分に自信をもてるようになる
気難しい上司を見事に攻略することができると、その人が気難しければ難しいほど、
「他の人は攻略できていないけど、自分はこんな気難しい人のことを攻略できた」
と、あなたにとって大きな自信となります。
そうすると、今後少しクセの強い人と仕事をすることになったり嫌なことが起こったとしても、
「あの時の大変さに比べればマシだな。」
と思うことができるようになります。
気難しい上司とうまく付き合おうと努力したことで、あなた自身とても成長しているのです。
そのため、多少の困難は乗り越えられることができるでしょう。
デメリット:気をつかって疲れる
気難しい上司が気持ちよく仕事ができるように、上司の機嫌を損ねないようにとても気をつかいますよね。
それって本当にすごく疲れると思います。
一度心を許してもらい冗談を言い合える仲になれれば、少しは楽になりますが、そこにたどり着くまでが大変です。
上司と一緒に仕事をする期限に終わりが見えているのならば、少しの我慢と思って頑張れるかもしれません。
しかしこの先もずっと一緒に仕事をする状況ならば、常に気をつかっている状況では、
あなたの心が悲鳴をあげるでしょう。
もしも、ずっと気をつかい続けなければいけないようであれば、
仕事がまわりさえすれば、上司との関係はもうどうでも良い!
と割り切り開き直って、
上司と無理にうまく付き合おうとしなくても良いと思います。
デメリット:気難しい人とチームを組まされることが増える
社内で評判の気難しい人と上手に付き合って仕事をこなせていると
あなたは、
「どんな人ともうまく関係を築くことができる人」
という評価を得ることができます。
そうなるともう大変です。
やっと人事異動で気難しい上司のもとを離れられると思ったら、
また上司とは違ったタイプのクセの強い人とチームを組まされる
なんてことが多くなります。
会社とてしても、何人かいる気難しい人の扱いに困っているのです。
そこで、気難しい人が気持ちよく仕事ができるように
うまく付き合うことができるであろう
あなたに白羽の矢が立つ
のです。
あなたが猛獣使いポジション(気難しい人=猛獣)を確立してしまうと、
あなたはとても苦労しますが、
あなたの犠牲のもとに周りは平和に過ごせるので感謝されるでしょう(笑)
実際に私も、気難しい上司とうまく仕事ができてしまったので、その後も
『“怖い”と周りが恐れ、誰も一緒に働きたがらない上司』
のもとに配属されたりもしました。
気難しさの難易度があがって本当に大変でした。
あまりに上手く付き合えてしまうと、
自分がもっと苦労することがある
ということを覚えておくと良いと思います!
さいごに
以上、気難しい上司と上手に付き合うために心がけたポイントの紹介でした。
大事なポイントのまとめです。
- 恥をかかせないように上司をたてる
- 自分がバカなフリしてでも上司を頼って持ちあげる
- 上司が気持ちよく仕事ができる環境を整える
- 時には相手の懐に飛び込むために図々しく行動することも必要
いかがでしたか?
バカなふりして賢く生きることができそうでしょうか?
気難しい人にも色々なタイプの人がいるので全ての人に当てはまることではありませんが、現在気難しい人への接し方に困っている人は、ぜひ参考にしてみてください♪
どうしても上司と上手に付き合うことができず、仕事を辞めたいと考えている人はこちらの記事もどうぞ!