気分転換がしたい!癒しが欲しい!という気持ちになる時ってありますよね。
そんな時は、家で引きこもってずっと漫画を読んだり自分が好きなことをして過ごすのも良いですが、思い切ってパワースポットへ旅行に出かけてみませんか?
プライベートがゴタゴタしていて疲れきっている友人をみかねて、女二人旅をしよう!と提案しました。
今回、癒しと力をもらうために、選んだ先は宮崎県にあるパワースポット『高千穂』
そう、女二人旅の行く先は神様の住む町(神話の町)『高千穂』に決めました。
高千穂への観光はバスツアーが豊富!
二人で旅行すると決めた時にまずは、ツアーを利用して高千穂に行くことを最初に考えました。ツアー旅行だと他にも旅行客がいるので、厳密には二人旅とはいえないかもしれませんが(笑)
以前、関東に住んでいた時にツアーを使って九州旅行をしたことがあります。
ツアーの内容は、羽田空港から福岡空港まで飛行機で、その後、九州内はガイド付きのバスで移動。
- 門司港(北九州)
- 青の洞門・耶馬渓(大分)
- 別府温泉(大分)宿泊
- 高千穂(宮崎)
- 阿蘇山・大観峰(熊本)
- 熊本城 など
福岡・大分・宮崎・熊本と、とても多くの県の観光地巡りをしました。
ツアーのメリットは、
- 自分で運転する必要もバスや電車等の時刻表を気にする必要がない
- 主要な観光スポットに連れて行ってもらえる
- 友達と話したり移動中もゆっくりと一緒に景色を見ることができる
ことだと思っています。
『高千穂 ツアー』でネット検索すると、たくさんのツアーが出てきます。
例えば、今回調べていて気になったクラブツーリズムのバスツアーは、高千穂観光だけではなく、椎葉のマチュピチュ「仙人の棚田」や、「稲積水中鍾乳洞」にも連れて行ってもらえるんです。
椎葉のマチュピチュ「仙人の棚田」とは?
宮崎県東臼杵郡椎葉村下松尾地区にある棚田。数年前に行われた村の観光協会主催の写真コンテストがきっかけで「マチュピチュのようだ」と話題となり絶景として注目を浴びています。2015年の秋に「仙人の棚田」を眺める大イチョウ展望台が完成したばかりの、まだ新しい観光スポットです。
「稲積水中鍾乳洞」とは?
大分県豊後大野市三重町にある、3億年前の古生代に形成された稲積水中鍾乳洞。30万年前の阿蘇火山大噴火により水没し現在の形を形成しました。洞内には水中鍾乳石や珊瑚石、ベルホール、ヘリクタイトなどが数多く見られ、世界的にも珍しい水中鍾乳洞です。また、洞内のほとんどを歩いて探索することができます。幻想的な世界が広がる絶景スポットです。
高千穂へ個人で行くことに決めた理由とアクセス方法
バスツアーもとても魅力的だったので最後まで悩みましたが、今回はのんびり自由に高千穂の自然を満喫することが旅の目的だったために、ツアーではなく個人旅行で行くことに決めました。
集団行動が苦手な人や、旅の目的がはっきりしている場合は、個人旅行の方が良いかもしれませんね。
高千穂へ、ツアーを使わずに自分たちだけで福岡(博多駅)から行く方法を調べました。
どうやら高千穂へ直接行く電車はないため、博多駅、諸岡駅、熊本駅または空港からレンタカーで高千穂まで行くのが主流のようです。
ただし、ここで問題が。。。
2人ともペーパードライバーのため車を運転することができない!!!
できないというか、運転が怖い!!!
福岡方面からの高千穂への車(レンタカー)を使わない主なアクセス方法は2つ
- 福岡(博多駅または天神)から高千穂バスセンターまで高速バスを利用
- 福岡(博多駅または天神)から新幹線で熊本駅へ。熊本駅から高千穂バスセンターまで特急バスを利用
そこで、今回は以下のプランにすることに決定。
- 行き:博多駅から高速バス(ごかせ号:福岡〜延岡)で高千穂へ。
- 帰り:高千穂から特急バスで熊本駅へ移動し、熊本駅から九州新幹線に乗って博多駅へ戻って来る
熊本方面から博多に戻る方法をとり、高千穂観光に加えて熊本観光もすることにしました。
高速バス(ごかせ号)で博多駅→高千穂バスセンター
博多駅から高千穂バスセンターまでの所要時間は3時間55分と結構な長旅です。
でも、高速バスなので独立3列シート&リクライニング可&コンセントとトイレありと、長旅でも問題ない車内設備となっていて、何より運転手へ気をつかうこともなく、座っているだけって本当に楽チンでした。
ごかせ号の予約方法は?座席はどんな感じ?
ごかせ号に乗るためには予約が必須です。電話でも予約は受け付けているようですが、Web予約限定割引があるので、楽天トラベルから予約する方が良いでしょう。
Web決済での片道料金は、一人あたり約3,900円でした。
また、座席指定になるので、席にこだわりがある人は早めの予約をオススメします。
ごかせ号の座席表はこんな感じの独立3列シートでした⇩
ごかせ号はトイレ完備、PAでのトイレ休憩もあり!
途中、緑川PAでトイレ休憩がありました。
緑川PAでは熊本のB級グルメ?の、ちくわの穴の中にポテトサラダを入れて天ぷらにした『ちくわサラダ』が人気のようです。同じバスに乗っていた人も何人か、『ちくわサラダ』を購入していました。
私は、バスに乗る前に購入していたコンビニおにぎりを食べてお腹がいっぱいだったため、今回は『ちくわサラダ』の購入を見送りました。下調べが足りなかったですね。とても残念だったので、次の機会があれば、食べてみたいと思っています。
高千穂までバス(ごかせ号)を利用してみた感想
バスは渋滞の影響もあって、当初の予定より45分遅れで高千穂バスセンターへ到着しました。時間に余裕がないと、公共交通機関のみでの移動は厳しいかな?と思います。そのため、福岡から日帰りでの高千穂旅行だと難しいかもしれませんが、もし高千穂や高千穂近辺に宿泊する日程ならば、バス(ごかせ号)の利用で、十分、高千穂を満喫することが可能です!
特急バス(たかちほ号)高千穂バスセンター→熊本駅
高千穂バスセンターから熊本駅までは特急バス(たかちほ号)で約3時間かかります。高千穂から熊本駅に行く「特急たかちほ号」は午前午後に各1本、1日2本しか運行していません。
しかも、博多→高千穂行きバスの「ごかせ号」とは違って、「特急たかちほ号」は座席の事前予約ができないとのこと。土日祝日は混雑する日もあるとネットに書いてあったので、確実に乗るために、出発時刻の30分以上前からバス停で「特急たかちほ号」の到着を待ちました。
予約ができないバスと聞き、街中を走っているような路線バスを想像していたので、3時間はかなりキツイだろうと予想していました。しかし、予想に反して「特急たかちほ号」は貸切観光バスと同じような大型バスでした。
追記:2018年4月1日から、「特急たかちほ号」は事前予約(座席指定制)が必要となったようです。最新の情報は、公式HPにて確認をお願いいたします。
また、「特急たかちほ号」にはトイレの設備がないため、途中の「高森中央」でトイレ休憩がありました。
乗車した特急バス(たかちほ号):予約なしで乗車
- 16:56 高千穂バスセンター出発→20:00 熊本駅着
- 料金 2,370円 (ICカード(Suica)での支払いが可能でした)
疲れて寝てしまったので3時間なんて、あっという間でしたね。バスの乗り心地も予想より快適だったので良かったです。
九州新幹線で熊本駅→博多駅
熊本駅から博多駅までは、九州新幹線で40〜50分で着きます。実は、この旅で初めて九州新幹線に乗りました。
九州新幹線の切符を買うなら、JR九州のネット限定きっぷで購入するのが1番お得そうだったので、事前にネットで指定席を購入しておきました。JR九州の公式HPはこちら>>>
私が知っている新幹線の座席はこの自由席。東海道新幹線は、自由席と指定席の座席に差はないので、九州新幹線の指定席には驚きました!広々とした指定席はとても快適でした!
最後に
福岡から高千穂への女二人旅。公共の交通機関のみで無事に行って帰ってくることができました。ただ、バスの本数がとても少ないので、乗り遅れたらアウトです。
事前に時刻表をしっかり確かめて準備し、時間に余裕を持って行動すれば、レンタカーがなくても、十分に高千穂を楽しめます!
パワースポットである高千穂で、ゆったり自然を満喫してみてはいかがでしょうか?